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現場ブログ No.9
こんにちは。建築事業部の少前です
今回も現場ブログ書いていきたいと思います
前回からの続きで発泡プラスチック系断熱材について
発泡プラスチック系断熱材はその名の通りプラスチック(石油が原料)から作られる断熱材で、
主に以下のような種類に分けられます
1. ビーズ法ポリスチレンフォーム
2. 押出法ポリスチレンフォーム
3. 硬質ウレタンフォーム
4. フェノールフォーム
画像:発泡プラスチック断熱材連絡会HPより
写真は2. 押出法ポリスチレンフォーム
4種類すべて基本的にはボード形状の断熱材で性能値や厚みによって使い分けをされています。
ボード形状以外では現場で直接吹付を行い発泡させる断熱材もあります。
画像:日本アクアHPより
メリット
・色々な厚みや形状がある為、汎用性が高い
・軽く施工が容易
・耐水性が高い傾向がある
デメリット
・無機繊維系断熱材(グラスウール等)に比べて価格が高い
・ウレタンフォームは燃えるとかなりやばい
・燃えると一酸化炭素等の有毒ガスが発生する
メリットデメリットはこんな感じですが、デメリットにあるように火災は特に注意が必要です
ロンドンに建っていた高層マンションはウレタン系の外断熱でしたが火災でとんでもない焼け方をしています。
特に住宅が密集しているエリアでは他からの延焼も考えられますので注意が必要です。
発泡プラスチック系断熱材のご紹介としては以上です。
次回は防腐防蟻処理について書いていきます。
ではまた