スタッフブログBLOG
レオのリノベ日記~父親たちの参観日~
防府市・山口市・周南市・下松市・光市・宇部市・山陽小野田市のみなさまへ
こんにちは!メイケン・リノベの「レオ」です。
朝夕肌寒くなってきている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。風邪ひかないようにしましょうね。
今年のお盆休みに実家に帰った際、あまりに懐かしくこっそり私の部屋の奥底から引っ張り出してきたものがあるんです。
それは、幼稚園時代の「おたよりちょう」です。
全体的に黄ばんではいるが、いまだに保管されてあることに驚き(普通のご家庭ではどうされてるのかな?)だったし、たまたま開いたページにも驚いたんです。
それは題名で「参観の感想」と力強く書かれてあり、「これはもしかして、おやじ?」
おたよりちょうの柔らかいイメージを弾き飛ばす『私が父親です』と言わんばかりの書体。
仕事ばかりで真面目で几帳面な父親パルらしい。性格が文字に現れてるよねー。
てか父親参観日ってあったんだー。全然記憶になかった。
『今回初めて参加しました。皆と仲良く楽しんでいる姿を見て安心です。 先生、今後ともレオを宜しくお願いします。』
この2行だけで、最後の句読点部分は力入りすぎて紙破れてる(わん)
あと、汗かなにかで文字が滲んでるし。もしや泣いた?
これじゃ、カレンダー部分に貼られた丸いシールのかわいい動物たちも逃げ出すよね。
典型的な昭和の父親だったので、おそらく私が何組かも知らなかったはず。
だけど、少しだけど父親が参加していた証拠を見つけて、なんだか嬉しくて持ち帰ったんです。
あらためて読み返し想いにふける。「当時、父親はどんな気持ちで書いたんだろうなぁ」
・・・・・・・・・・・・
「え!?今日だったっけ? ほんとに今日?」と妻に再確認する。
事前に聞いていた参観日を手帳に太文字で書いていたのだが、急な仕事が飛び込んできて今日のスケジュールが真っ黒で何書いていたのか不明だった。
妻にもレオにも「今度の参観日は必ず行くから」と約束していたので、仕事かレオかと言われると今日は「レオ」だ。仕事はちょっとずらしてもらおう。
レオ本人も楽しみにしているようで、朝から「コンピューターおばあちゃん」を全力で歌って踊っている。
何がいいのか分からないが、ビデオに録画して何度も巻き戻しては歌って踊る。
おかげで、私の頭の中でずーーーっとおばあちゃんがぐるぐる回っている。んー、いい朝だ。
「行ってきまーす。じゃ、パパあとで会おうね」と、レオは先に出発。
幼稚園に入るときは嫌がっていたが、今は友達が出来て楽しそうにしている。子供らしい子供だ。
しかし、参観日って初めてのことで、どんな服装で行って良いものかも分からない。
「おたよりちょう」にも、服装の事は書かれていない。どうしよう。
気合入れてブランドもので行ったら、他のお父さんの目が気になるしな。変な格好で、白い目で見られるのもどうかと思うし。サングラスはやめておこうか。
帽子いるかな?帽子かぁ、こないだ妻に『キーハンターの丹波哲郎みたいね』って言われたしな。
カール君のお父さんは警察官だから制服だろうな。制服かぁ、カッコイイな。
んー、悩んでいてもしょうがない。男は黙って背広だ。んーマンダム。
10時から始まるという案内だったが、初めての幼稚園で迷子になってもいけないので9時前に着いた。
園内をウロウロしていて「怪しいオジサンがいる!」と警察に通報されてもいけないし、レオの「もも組」の教室前廊下で待たせてもらおう。
当然、園児は廊下にいる私を見つけてざわついている。誰のお父さん??って。興味深々だな。
予定の1時間以上も早く来た保護者と園児が騒いで申し訳なさそうな若い女性の先生。お互いガラス越しで苦笑い会釈。
レオは全力で嬉しそうに手を振ってくる。私は手を上げると同時に眉を少し上げる。これ正解?
そうこうしている内に園児の父親たちが集まってきた。そして制服姿のカール君のお父さんも来た。
なんでだろ?何も悪いことしてないのにドキドキする。
幼稚園側は滅多にないことだからと、父と子で楽しむ時間をたっぷり用意してくれていた。
一緒に歌ったり踊ったり、紙飛行機を飛ばしたり、お菓子の空き箱を使ってロボットを合作したり。。さすが私の息子だ、センスがある。
また、子供たちが将来の夢を父親に語る時間もあった。レオは「科学者」だって。いいねぇ。
帰りに先生から「今日の感想を帰られてからで良いのでお便り帳に書いてくださいね」と言われた。
忘れちゃいかんので、その場で書くことにした。
背広に入れていた万年筆を見せびらかしながら取り出し、先生の前でカッコよく書きなぐる。
男らしく止めるところは止める。跳ねるところは跳ねる。最後のマルは力強く!
心の中でアピールする。『私が将来科学者になるレオの父親です!』とキーハンターっぽく少し眉をあげた。
書き終わった時、友達と無邪気に水遊びしていたレオが見せてと駆け寄ってくる。
あー、びしょ濡れじゃないか。ははは。
いやぁー今日は楽しかった。先生、これからもレオをよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・
黄ばんだ「おたよりちょう」の最後のページには、自慢げにロボットを持っている私の写真が挟んであった。
バランスの悪いロボットで、恥ずかしくて父親には見せられなかっただろうなー。
もちろん、みなさまにもお披露目できません。。
さて、メイケン・リノベでは「かしこいリノベ、わんストップ!」を合言葉に、リノベーションの魅力をお伝えしていきます。
10月のセミナーはコチラ⇐わんクリック!
ぜひご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。
清水さんからもらったドングリを見ていると愛着がわいてきて、自画像を書き込んでみました。
本社の受付にでも置いてもらおう!っと。
to be continued・・・・・・