8月15日は終戦記念日ですね。

戦時中は伝統的な建築や寺院建築を設計に取り入れた日本らしい建築を求めたり、
鉄・コンクリート・木材の使用許可が必要な資材統制や
木造建築物は15坪以下の建築制限などが行われました。
一方、海軍の建築には建築基準法が対象にならず技術発展につながりました。

当時の建築家や建築学生は軍事研究や軍事設備の設計施工に駆り出されたそうです。
多くの人が戦争では悲しみや苦しい経験を強いらましたが、
戦時中の規制があるなかでも自身の設計信念を貫いた建築家や
戦後の何もない状態でもつらい経験をバネにして復興に尽力した建築家がいたからこそ
今があるのだと思いを巡らせました。

戦争で命を落とした多くの方の慰霊と平和を願い、一歩を踏み出す一日にしましょう。