スタッフブログBLOG
現場ブログ No.1
こんにちは。建築事業部の少前です。
早いものでもう4月。我が家の子供たちも新学期を迎え
上の女の子は4年生、下の男の子は年長になりました。
成長がうれしい反面、なんだかちょっと寂しい気もしています。
パパ臭いとか言われないようにしないと(笑)
前置きはこれくらいにして…
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、わたくしお客様向けの省エネセミナーを行っています。
そして日頃は現場監督として業務を行っていますが、現場サイドから考える家造りについて構造や省エネ等の内容をこれからのブログを投稿していこうと思います。
まず、初回の今回は建物を建てる前の地盤の事について考えてみたいと思います。
建物が建つ前に地盤の強さを測る地盤調査を行います。
一般的に行われる地盤調査はスウェーデンサウンディング試験という方法です。
先端が槍の様にとがった金属の棒を地面に刺し、おもりを載せて回転させ、25㎝あたり何回転で貫入したかを調べる調査です。25㎝貫入するまでに回転数が多いと固いと判定されます。
それによって建物の重さを支える強い地盤があるかを調べるのですが、単純に固さ以外にも地質(砂、土、泥、礫)や含水量も大事になります。
その内容を建築士が総合的に判断し、地盤補強をするかしないか判定をするという流れになります。
実際に調査した結果、地盤補強が必要という判定が出たらどう感じるでしょうか?
当然地盤補強が無いに越したことはないですが、地盤補強=余計なお金という風潮が世の中にあるように感じています。
いくら耐震性能が良くても、断熱性能が良くても地盤が沈んで家が傾いてしまっては元も子もありません。
もちろん地盤補強工事には費用がかかります。場合によっては100万以上…
100万!?高い!!!!と思われるかも知れませんが、個人的にはそれで家が傾くリスクを切れるなら安いと思っています。
では実際にどういった補強方法があるのかを次回ご紹介したいと思います。
それでは