こんにちは。建築事業部の少前です。

今日から上の子(新小学4年生)の新学期が始まり、6時30分起床生活が戻ってきました。
4年生から少し勉強も難しくなるとの事なので頑張って付いて行ってほしいなと思います。

さて、今回は前回のブログで書いたように基礎の種類についてです。
大きく分けて基礎工事の種類はベタ基礎か布基礎に分かれます。

まずはベタ基礎から
文字通りベタ基礎は土と触れているベタっと平らになっている基礎です。

下の図であるように基礎全体で地盤と接しています。

SUUMO HPより引用

次に布基礎です
布という漢字が入っていますが工事の中で繊維の布を使用するわけではありません。
織物のように細長い基礎だからなど諸説あり、すべてその基礎の見た目に起因しているようです。

下の図であるように線や点で地盤と接しています。

SUUMO HPより引用

比較するとベタ基礎は布基礎に比べ、鉄筋やコンクリートの量が少なく済む為、低コストで施工出来ると言われていますが、建設残土が多く出る傾向がある為、一概に布基礎が安いとは言い切れないかもしれません。間取りや仕上がりの地盤面の高さにも大きく左右されます。

その他にベタ基礎は面で地盤に触れ、布基礎は点や線で触れる為、一般的に1.5倍の地盤の強さを布基礎の方が求められます。

その為、布基礎の方が地盤補強が出やすい傾向があります。

またベタ基礎の方が耐震性が高いとか布基礎の方が耐震性が低いとか書いてある記事もネットで見ますが、そこは設計次第なのでどちらが強いとか弱いとかは言えません。

以上が基礎の種類の話でした。
次回は構造材について書いていきます。
ではまた